大好きなマリンへ
マリン、おはよう
今日はマリンの日だよ。
マリンの姿がお姉ちゃんの目から見えなくなって、今日で9ヶ月にもなるね。
あと3ヶ月たったら、マリンがいなくなって1年なのね・・・。
嘘みたいだよ。こんなにマリンと離れて暮らしてること・・・。
マリンが倒れた日の朝を思い出しているよ。
マリンがクルクル旋回を始めると、もう何も食べないし、お薬も飲まなくなるから。あの日は朝早くにお姉ちゃんと一緒に目が覚めたマリンに
「マリン、クルクル始まらないうちにお薬だけ飲んじゃおうか」
そう言って、まずは目が見えなくて上手く歩けないマリンを抱いておトイレへ。
この時が家ですませた最期のオシッコになったね。まさか、そんなことになるなんてね。でもね・・・このオシッコのとき。マリンは尻尾も下がって足も上げられなかったもんね。一瞬、肺水腫を起こしていたときを思い出したの。
”マリンはもう足を上げる力もないんだぁ”
急いでマリンの心臓のお薬を取りに居間へ降りて行って、カーテンを開けて・・・そして二階のお部屋へと階段をかけあがったよ。そうしたら、見えるはずの場所にマリンがいなくて・・・慌てて部屋に入るとマリンは横になっていたね。
寝てるなんて思わなかった。すぐに
”マリンが倒れた”・・・そう思ったの。
薬も投げ出したよ。
マリンに近寄ると、マリンは倒れたまま吐き出したね。意識もない状態。
”倒れたまま、意識がないまま吐いてたら窒息しちゃう”
案の定、吐いていても口の中から吐物が上手く出てこない。
お姉ちゃんは指でマリンが吐き出すものをかき出したよ。
泣いてなんていられなかった。さっきのオシッコでは糖が高かったから、低血糖ではない!
じゃあ心臓?そう思って、ニトロを無我夢中で何度もスプレーしちゃった。そのうち、マリンは寝ているように見えたけど、あれは昏睡状態。
マリンのママは泣いてたね。
でも、こんなに心配性のオロオロお姉ちゃんはあのとき泣いてなかったよ。
だってね、お姉ちゃんが泣いてたらマリンを助けられないから。必死だったよ。
エームスさんにも電話してマリンの状態を聞いてもらっていたら痙攣が始まったね 。すぐに病院に電話を。早朝だから無理だと思いつつも留守電にマリンの状態を吹き込んだよ。
気が動転して、なんて吹き込んだのか覚えてないけれど。
お当番の先生が気付いてくれて、マリンの先生からすぐ電話がきたもんね。
すぐに病院へ向かったね。
マリン・・・あの時のマリンの姿は別犬のようだった。
昏睡状態で痙攣。
誕生日の日からクルクル旋回が始まって、食べるものも大変だったね。それまでかろうじて食べてくれていたものすら、全部食べなくなっていたんだもの。
お水を飲んでは吐き出す・・・それでもまたお水が飲みたい。だから飲む量を制限したりしたね。でもお水が飲みたくてワンワン吠え出す・・・
倒れる前の日の夜。7月16日。その日も朝から食べなくて大変だったのに、夜遅くに起きたマリンにお姉ちゃんは、ご飯あげてみよう!!そう思って慌ててラム肉を茹でて差し出したよね。マリンは全部食べてくれたよね。先生には禁止されていたけど、ジャーキーもあげたら食べてくれたね。マリンがたくさん食べてくれてとっても嬉しかったよ。
ありがとう、マリン。たくさん食べてお姉ちゃんとママを最期に安心させてくれたんだね。
ママに、”ジャーキーは先生にダメって言われてるからやめなさい”
そう言われたけれどお姉ちゃんは、”マリンが食べてくれてるんだもん、いいじゃない”そう思ったの。
いつもママと言ってたんだよ。
”もうダメかもしれないって思ったときは大好きなジャーキーたくさんあげよう”って・・・。
まさか最期の食事になるなんて思いもしなかったけど。
でも、あれが最期の食事だったんだから
大好きなジャーキーを食べられて良かったよね。マリン!!
ジャーキーをあげることができて良かったよ、マリン。
結局は倒れたあの朝、ラム肉もジャーキーも、前の日のあの夜に食べたものは全部吐き出してしまったけどね・・・
ジャーキーをあのときマリンにあげてなかったら、お姉ちゃんはもっと悲しい涙を流していたはずだからね。
マリン。まだまだマリンのこと、書きたいことはいっぱいあるんだ。マリンが生きた証を残しておきたいの。でもね、もう今日は限界だよ。
ティッシュ使い切ったよ
マリン、また手紙書くからね。
マリンありがとう、必ずまた会おうね
そのときは笑顔だね
マリンに会えて本当によかった
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